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新高校入試
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2027年度(令和9年度)から、京都府の公立高校入試制度が大きく変わります。
これまで実施されていた「前期選抜」と「中期選抜」が一本化され、新しい「前期選抜」として実施される予定です。
さらに、前期選抜の中に「独自枠」と「共通枠」が設けられ、学校によって検査内容や評価方法が異なります。
この記事では、京都府の公立高校を目指す中学生と保護者の方に向けて、新しい入試制度のポイントを分かりやすく解説します。
※この記事は2026年6月時点で公表されている情報をもとに作成しています。正式な内容は、京都府教育委員会が発表する最新の選抜要項をご確認ください。
これまで京都府の公立高校入試では、主に次の3回の選抜が実施されていました。
前期選抜
中期選抜
後期選抜
2027年度からは、前期選抜と中期選抜が一本化されます。
新しい入試制度では、主に次の2回に分かれる予定です。
前期選抜
後期選抜
前期選抜では「独自枠」と「共通枠」の2つが設けられ、原則として連続する2日間で検査が行われます。
2027年度の前期選抜は、2027年2月18日・19日に実施される予定です。
後期選抜は、前期選抜後に欠員がある高校や学科などを対象として、3月中旬以降に実施される予定です。
京都府の公立高校は、次の5つの通学圏に分かれています。
京都市・乙訓通学圏
山城通学圏
口丹通学圏
中丹通学圏
丹後通学圏
普通科では、住んでいる地域によって志願できる高校が決まる場合があります。
一方で、農業・工業・商業などの専門学科や、定時制・通信制などは、普通科とは志願できる地域が異なることがあります。
気になる高校を見つけたら、入試内容だけでなく、現在住んでいる地域から志願できるかも必ず確認しましょう。
新しい前期選抜では、次の2つの枠が設けられます。
各高校が、学校の特色や求める生徒像に合わせて選抜する枠です。
京都府内で共通の検査内容と配点をもとに選抜する枠です。
独自枠と共通枠は、どちらか一方だけでなく、両方に志願することもできます。
独自枠では1校1学科等、共通枠では最大3校3学科等に志願でき、両方を合わせると最大4校4学科等への志願が可能です。
独自枠は、各高校が定める検査内容や配点によって合否を判定する方式です。
募集人員は、原則として学科などの募集定員の50%または100%とされています。
選抜に使用される項目は学校や学科によって異なり、主に次のようなものがあります。
統一学力検査
高校独自の個別学力検査
中学校からの報告書
面接
作文・小論文
実技検査
活動実績報告書
同じ独自枠でも、学校によって検査教科や配点は異なります。
そのため、志望校を決める際には「どの検査があるのか」「何点ずつ配点されるのか」まで確認することが重要です。
独自枠で志願できるのは、1校1学科等のみです。
複数の高校の独自枠を同時に受けることはできないため、どの高校・学科に出願するかを慎重に決める必要があります。
「高校の雰囲気が好きだから」という理由だけでなく、次のような点も比べてみましょう。
検査教科
面接や作文の有無
内申点の配点
募集人数
自分の得意教科との相性
早い段階から学校説明会などに参加し、志望校の情報を集めることが大切です。
京都府内の難関校として知られる、嵯峨野高校・堀川高校・西京高校でも独自枠が設けられる予定です。
2025年12月時点の予定では、次の学科は募集定員の100%を独自枠で募集する内容となっています。
嵯峨野高校「京都こすもす科」
堀川高校「探究学科群」
西京高校「エンタープライジング科」
これらの学科では、統一学力検査の理科・社会と、高校独自の国語・数学・英語の学力検査を組み合わせた選抜が予定されています。
選抜方式によっては、面接や活動実績などが加わる場合もあります。
難関校を目指す場合は、5教科を均等に勉強するだけでなく、高校独自の検査内容に合わせた対策が必要です。
共通枠では、原則としてすべての高校で共通の選抜方法が使われます。
主な判定材料は次の2つです。
国語・数学・英語・理科・社会の5教科で実施されます。
各教科40点、合計200点です。
試験は、午前に国語・数学・英語、午後に理科・社会を実施する予定です。
中学校3年間の必修教科の評定が対象です。
国語・数学・英語・理科・社会だけでなく、次の実技4教科も評価されます。
音楽
美術
保健体育
技術・家庭
実技4教科の評定は2倍で計算されるため、定期テストだけでなく、授業への取り組みや提出物も非常に重要です。
統一学力検査が200点、報告書が195点となるため、共通枠では当日の入試得点と内申点がほぼ同じ割合で評価されます。
「入試当日に点数を取れば大丈夫」と考えるのではなく、中学1年生の段階から学校の成績を積み重ねておくことが大切です。
共通枠では、最大3校3学科等まで志願できます。
全日制課程では、第1志望と第2志望を設定し、第1志望の中でも順位を付けて出願できる仕組みが予定されています。
独自枠と共通枠の両方に志願すれば、最大4校4学科等を志願できるため、挑戦校と安全校を組み合わせた受験戦略も立てやすくなります。
ただし、志望順位によって合否判定の順番が変わります。
学校名だけで決めるのではなく、「合格したら本当に通いたい順番」で志望順位を考えましょう。
共通枠では、報告書が195点を占めます。
特に注意したいのが、実技4教科の評定が2倍になることです。
主要5教科の勉強に集中するあまり、音楽・美術・保健体育・技術家庭の授業や提出物を後回しにすると、入試で不利になる可能性があります。
内申点を上げるためには、次のような日々の積み重ねが大切です。
定期テストの対策を早めに始める
提出物を期限までに出す
授業に集中して参加する
実技教科にも真剣に取り組む
苦手な単元を放置しない
内申点は、短期間で一気に上げることが難しいものです。
受験学年になってから慌てるのではなく、中学1・2年生のうちから意識しておきましょう。
2027年度入学者選抜からは、WEB出願システムも導入される予定です。
オンライン上で出願情報を登録し、願書の提出や入学考査料の支払いを行う仕組みが検討されています。
また、合格発表もWEB上で行われる予定です。
具体的な入力方法や支払い方法については、今後発表される案内を確認しましょう。
新しい入試制度では、独自枠と共通枠で求められる力が異なります。
まずは、次の3つを確認してみましょう。
通学圏や学科によって、志願できる高校が異なります。
まずは自分が受験できる高校を整理しましょう。
独自枠は、高校ごとに検査教科・面接・作文・配点などが異なります。
得意教科を生かせるのか、どのような対策が必要なのかを確認しましょう。
共通枠では、内申点が合否に大きく影響します。
主要5教科だけでなく、実技4教科や提出物、授業態度にも取り組むことが重要です。
はい。独自枠と共通枠の両方に志願できます。
独自枠は1校1学科等、共通枠は最大3校3学科等まで志願でき、合計で最大4校4学科等への志願が可能です。
学校や選抜方式によって異なります。
報告書を使用する方式のほか、報告書を使用しない「D方式」も新設される予定です。必ず志望校の選抜内容を確認しましょう。
重要です。
音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定は2倍で計算されます。主要5教科だけでなく、実技教科にも継続して取り組みましょう。
後期選抜は、前期選抜後に欠員がある高校・学科などで実施される予定です。
最初から後期選抜を前提にするのではなく、前期選抜に向けて準備を進めることが大切です。
2027年度から、京都府公立高校入試は大きく変わります。
特に押さえておきたいポイントは次のとおりです。
前期選抜と中期選抜が一本化される
前期選抜に独自枠と共通枠が設けられる
独自枠は高校ごとに検査内容や配点が異なる
共通枠は5教科200点と報告書195点で判定される
実技4教科の評定は2倍になる
独自枠と共通枠を合わせて最大4校4学科等に志願できる
入試制度を知るだけでは、合格にはつながりません。
志望校の検査内容を確認し、現在の学力や内申点と比べながら「いつまでに、何を勉強するか」を具体的に決めることが大切です。
志望校選びや勉強の進め方にお悩みの方は、アゲル塾のLINEからお気軽にご相談ください。
お子さんの現在の状況を確認し、志望校合格に向けて今から取り組むべきことを一緒に整理します。
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