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こんにちは。滋賀県の個別指導塾「アゲル塾」の守岡です。
今回は、令和8年度の滋賀県立高校入試における英語の平均点や出題傾向を振り返りながら、これから受験勉強を始める中学生が、どのような勉強法を意識すべきか解説します。
特に、次のような疑問や不安を持っている中学生・保護者の方に読んでいただきたい内容です。
令和8年度の英語は、なぜ平均点が下がったのか
過去問を解くときに何を意識すればよいのか
英語が苦手でも、入試までに点数を上げられるのか
令和9年度の滋賀県立高校入試に向けて、どのような対策が必要なのか
結論からお伝えすると、令和8年度の英語は平均点こそ大きく下がりましたが、特別に難しい単語や文法ばかりが出題されたわけではありません。
単語・文法・長文読解・リスニング・英作文を計画的に勉強すれば、十分に得点できる試験です。
令和8年度の滋賀県立高校入試では、5教科の平均点が合計約205点となりました。
教科別の平均点は、次のとおりです。
教科 | 令和8年度 | 令和7年度 |
|---|---|---|
国語 | 44.3点 | 57.7点 |
数学 | 34.6点 | 45.4点 |
社会 | 43.9点 | 45.9点 |
理科 | 47.0点 | 41.1点 |
英語 | 35.1点 | 43.1点 |
英語の平均点は、令和7年度の43.1点から、令和8年度は35.1点まで低下しました。滋賀県教育委員会の資料でも、複数の情報を組み合わせる問題や、自分の考えを英語で表現する問題の正答率が低かったと分析されています。
35.1点という数字を見ると、「令和8年度の英語は非常に難しかったのではないか」と不安になるかもしれません。
しかし、実際に問題を解いてみると、正しい方法で継続して対策してきた生徒であれば、平均点以上を十分に狙える内容でした。
令和8年度の英語では、難しい単語や、中学校では扱わないような文法が急に増えたわけではありません。
基本的には、これまでに中学校で学習してきた単語や文法を組み合わせて問題が作られています。
そのため、必要なのは主に次の力です。
基本的な英単語と英文法の知識
英文を正確に日本語へ訳す力
必要な情報を素早く探す力
複数の情報を整理する力
自分の考えを簡単な英語で表現する力
問題形式に慣れ、解き方を判断する力
問題をたくさん解きながら、「どの情報に注目するのか」「どの順番で整理するのか」を身につければ、得点は伸ばせます。
ただし、英語は社会や理科のように、入試直前に知識を一気に覚えるだけでは点数を上げにくい教科です。
単語や文法に加え、読む・聞く・書く練習を少しずつ積み重ねる必要があります。
大問1のリスニングでは、音声のスピードが速くなったと感じた受験生が多かったようです。
さらに、聞き取った内容について、英語で答える問題も出題されました。
単に英語を聞き取るだけではなく、次のような力が必要です。
音声から必要な情報を聞き取る
複数の情報を整理する
問われている内容を理解する
適切な英文で答える
滋賀県教育委員会の分析でも、短い英文から必要な情報を聞き取る問題は比較的正答率が高かった一方、複数の情報を整理して答える問題や、聞いた内容を英語で記述する問題では正答率が低かったとされています。
リスニングは、音声を何となく聞き流すだけではなかなか伸びません。
次の手順で練習しましょう。
最初は問題を解きながら音声を聞く
聞き取れなかった部分の英文を確認する
知らない単語や表現を調べる
英文を見ながら、もう一度音声を聞く
最後に英文を見ずに聞き取る
音声に続いて発音する練習も行う
また、リスニング問題でも英語で答える可能性があるため、聞き取る練習と英作文の練習を分けずに行うことが大切です。
大問2では、複数の人物の意見を読み、それぞれの内容を整理しながら答える問題が出題されました。
登場人物が5~6人程度いるため、中学生にとっては情報量が多く、分かりにくく感じやすい問題です。
ただし、文章自体は短い英文に区切られており、人物ごとの意見を一つずつ整理できれば対応できます。
複数の人物が登場する問題では、すべての文章を読んでから内容を思い出そうとすると、混乱しやすくなります。
次のように整理しながら読みましょう。
誰の意見なのかを確認する
その人の主張や結論を探す
理由や具体例に線を引く
人物ごとの共通点と違いを整理する
設問に必要な情報だけを選ぶ
人物名の横に、日本語で簡単なメモを書く方法も有効です。
例えば、「賛成」「反対」「便利さを重視」「環境を重視」など、短い言葉で整理すると、問題が解きやすくなります。
令和8年度の問題は、中学生にとって英文の量が多く感じられる内容でした。
そのため、中学3年生になってからは、簡単なレベルで構わないので、早めに長文読解を始めることが重要です。
最初から難しい入試問題を解く必要はありません。
短い英文を正しく訳す練習から始め、少しずつ文章量を増やしていきましょう。
入試では、時間をかければ解けるだけでは不十分です。限られた時間の中で、必要な情報を素早く見つける力が求められます。
大問3では、まとまった長さの英文を読み、内容や話の流れを理解する力が問われました。
一部に、本文の表現を参考にして英文を完成させる問題がありましたが、文章を正しく読めていれば十分に対応できる内容です。
大切なのは、長文を必要以上に難しく考えないことです。
「文章を構造的に捉える」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、基本は一文ずつ正しく訳すことです。
主語と動詞を見つけ、誰が何をしたのかを正確に捉えます。
長い文でも、接続詞や関係代名詞の前後で区切れば読みやすくなります。
一文ずつ訳すだけでなく、話題がどのように展開しているかを意識しましょう。
最初に何が紹介されたのか
途中でどのような問題が起きたのか
登場人物は何を考えたのか
最後にどのような結論になったのか
この流れを整理すると、内容一致問題や要約問題にも対応しやすくなります。
入試では、正確さだけでなく速さも必要です。
速く読むためには、単語と文法を覚えたうえで、長文を読む練習を繰り返すしかありません。
単語が分からないたびに止まったり、英文を何度も読み直したりしていると、時間が足りなくなります。
大問4では、自分の住んでいる地域の魅力について、条件に沿って自分の考えや理由を書く問題が出題されました。
滋賀県教育委員会の分析では、大問4の正答率は低く、自分の考えを英語で論理的に表現する力が課題として挙げられています。
しかし、英作文は、何も対策せずに本番で突然書こうとすると難しい一方、事前に型を身につけておけば得点しやすい分野です。
基本となる構成は、次の3段階です。
自分の意見を述べる
その理由を説明する
具体例を加える
例えば、次のような流れです。
I think ~.
This is because ~.
For example, ~.
「私は~だと思います。なぜなら~だからです。例えば~です」という形です。
難しい単語を無理に使う必要はありません。
自分が確実に使える単語と文法を使い、意味が伝わる英文を書くことが大切です。
滋賀県立高校入試の英作文では、毎年まったく異なる能力が求められるわけではありません。
テーマは変わっても、意見・理由・具体例を書くという基本的な考え方は共通しています。
例えば、次のような表現を使えるようにしておきましょう。
I think that ~.
I like ~ because ….
It is important for us to ~.
We can ~.
For example, ~.
I want to ~.
I have two reasons.
英作文は「何を書けばよいか分からない」と空欄にしてしまうよりも、簡単な英文でも書いた方が得点につながります。
過去問や類題を使い、自分が書いた英文を先生に添削してもらうことも大切です。
長文読解・リスニング・英作文のすべてに必要なのが英単語です。
単語が分からなければ、文法を理解していても文章の意味を正確に捉えられません。
一度に大量に覚えるのではなく、毎日少しずつ反復しましょう。
例えば、1日に30語を学習する場合は、次のように進めます。
新しい30語を確認する
前日に覚えた30語を復習する
1週間前に学習した単語も確認する
英語を見て日本語が言えるかテストする
可能であれば音声も聞く
覚えたつもりで終わらず、テスト形式で確認することが重要です。
文法用語を覚えるだけでは、入試問題には対応できません。
例えば、受動態について説明できても、長文の中で受動態を見つけられなければ得点にはつながりません。
文法を勉強するときは、次の3段階を意識しましょう。
文法の意味や形を理解する
短い例文で使い方を確認する
長文や英作文の中で使う
間違えた問題については、答えだけを確認するのではなく、「なぜその答えになるのか」を説明できるようにしましょう。
長文読解は、短期間で急にできるようになるものではありません。
最初は短い文章から始め、次の順番で練習してください。
時間を気にせず正確に読む
主語と動詞を確認する
分からない単語や文法を復習する
日本語訳と照らし合わせる
同じ文章をもう一度読む
慣れてきたら時間を測る
読む量を増やすだけでなく、間違えた原因を振り返ることが成績アップにつながります。
リスニングと英作文は、定期テスト対策では学習量が不足しやすい分野です。
しかし、滋賀県立高校入試では、聞き取った情報を整理する力や、自分の考えを英語で書く力が重視されています。
入試直前だけではなく、中学3年生の早い時期から少しずつ取り組みましょう。
週に数回、英語音声を聞く
月に数本ではなく、定期的に英作文を書く
書いた英文を添削してもらう
間違えた表現を自分専用の例文として覚える
この積み重ねが、本番での大きな差になります。
令和8年度の英語は平均点が35.1点でしたが、問題の内容を見ると、継続的に対策してきた生徒であれば十分に得点できる試験です。
一方で、英語は短期間の詰め込みだけでは点数が上がりにくい教科でもあります。
単語・文法を身につけながら、短文、長文、リスニング、英作文を1年間かけて練習することが理想です。
特に意識してほしいのは、次の4点です。
英単語と英文法を毎日継続する
中学3年生の早い時期から長文読解を始める
リスニングで複数の情報を整理する練習をする
英作文の基本的な型を身につける
正しい勉強法で、一つずつできることを増やせば、英語は滋賀県立高校入試の得点源にできます。
アゲル塾は、点数を上げることに特化した個別指導塾です。
授業を受けて終わりにするのではなく、生徒一人ひとりの目標や現在の学力に合わせて、毎週の学習内容を具体的に決めています。
成績アップのためには、「頑張る」という気持ちだけではなく、何を・いつまでに・どのくらい取り組むかを明確にすることが大切です。
アゲル塾では、毎週、生徒ごとに個別の「やることリスト」を作成します。
例えば、英語であれば次のような内容です。
英単語を毎日30語ずつ覚える
文法問題集の指定範囲を解く
間違えた問題を解き直す
長文問題を週に3題解く
リスニング練習を週に3回行う
英作文を書いて添削を受ける
やるべきことが具体的になるため、「何から勉強すればよいか分からない」という状態を防げます。
アゲル塾では、次のサイクルを大切にしています。
志望校や定期テストの目標点、現在の学力を確認し、達成すべき目標を明確にします。
目標から逆算し、今週取り組むべき内容を「やることリスト」にまとめます。
計画どおりに進められたか、理解が不十分な部分はないかを確認します。
できたこととできなかったことを整理し、次の週の計画へ反映します。
このように、目標設定・学習・進捗管理・振り返りを繰り返すことで、勉強を確実に前へ進めていきます。
高校入試対策だけでなく、学校の授業の予習・復習や定期テスト対策にも対応しています。
アゲル塾では、教室での個別指導に加え、オンライン塾としても同様の学習サポートを行っています。
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