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こんにちは、アゲル塾の守岡です。
今回は、令和8年度(2026年度)の滋賀県高校入試・数学について、令和7年度と比較しながら分析していきます。
「2026年度の滋賀県高校入試の数学は難しかったの?」
「平均点が低かったから、難しい問題ばかりだったの?」
「来年の高校入試に向けて、どんな勉強をすればいい?」
このような疑問を持っている中学生や保護者の方に向けて、今回の入試問題から見えてくるポイントを解説します。
結論から言うと、2026年度の数学は確かに平均点が大きく下がりました。
しかし、だからといって「難しい問題ばかりだった」というわけではありません。
むしろ重要なのは、基礎〜標準レベルの問題を確実に取る力が十分についていなかったことです。
まず、令和7年度と令和8年度の平均点を比較してみましょう。
令和7年度:45.4点
令和8年度:34.6点
なんと、約11点も平均点が下がっています。
数学の平均点が34.6点というのは、かなり低い数字です。
そのため、
「今年の数学はめちゃくちゃ難しかったんだ」
と思う人も多いかもしれません。
もちろん、前年と比較して難しくなった部分はあります。
ただ、問題を細かく見ていくと、「難しいから点数が取れなかった」というだけでは説明できません。
特に注目したいのが、
本来なら取れるはずの問題まで正解できていない
という点です。
滋賀県高校入試の数学では、大問1に比較的基本的な問題が並びます。
2026年度も、大問1には正答率50%を超える問題が多く含まれていました。
そのため、ここは高校入試数学の中でも、
「できるだけ落としたくない問題」
です。
もちろん、すべての問題を完璧に解く必要があるわけではありません。
しかし、大問1でしっかり得点できれば、それだけで平均点を大きく上回る土台を作ることができます。
高校入試の数学では、
難しい問題を1問解けるようになること
よりも、
基本問題を絶対に落とさないこと
のほうが重要になるケースも多いです。
今回、特に気になったのがデータに関する問題です。
前年は正答率が60〜80%程度あったような問題が、2026年度は21.6%まで低下しました。
一見すると、
「今年のデータの問題は難しかったんだ」
と思うかもしれません。
しかし、この問題は決して「超難問」ではありません。
問題では、複数の選択肢の中から正しいものをすべて選ぶ形式が出題されました。
このような問題では、
「なんとなくこれかな?」
と1つだけ選んでしまうと、正解できません。
重要なのは、数学用語の意味を正確に理解していることです。
例えば、
第1四分位数
第3四分位数
中央値
四分位範囲
などについて、
「言葉は聞いたことがある」
という状態ではなく、
「それが何を意味しているのか」を説明できる状態
にしておく必要があります。
数学の勉強では、
「公式を覚えた」
「解き方を覚えた」
だけでは不十分な場合があります。
例えば、
「四分位範囲って何?」
と聞かれたときに答えられる。
「中央値って何?」
と聞かれたときに答えられる。
このように、数学用語や考え方を自分の言葉で説明できる状態を目指しましょう。
高校入試では、単純な計算だけではなく、
「本当に意味を理解しているか」
を問う問題も出てきます。
2026年度の数学で、もう一つ注目したいのが証明問題です。
前年の証明問題では20%以上の正答率があったのに対して、2026年度はなんと2.7%でした。
かなり低い数字です。
これを見ると、
「証明問題は捨てたほうがいいの?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、私はそうは考えていません。
むしろ今回の問題は、しっかり対策していれば得点できる可能性が十分にあった問題だと考えています。
今回の証明問題では、図形を折りたたむことによって、
「折り重なった部分の長さや角度が等しい」
という性質を利用する場面がありました。
そして、その情報を使って合同を証明し、
「合同だから、この部分の長さも等しい」
という流れにつなげていきます。
証明問題は一見すると難しく見えます。
しかし、実際には、
合同条件を見つける
等しい辺を見つける
等しい角を見つける
折り返しによってできる等しい部分を見つける
中点などの条件を利用する
といった、よく出るパターンがあります。
つまり、
「証明だから難しい」のではなく、「証明の解き方を知らないから難しい」
というケースも少なくありません。
高校入試では、証明問題を最後まで完璧に書けなくても、得点できる可能性があります。
例えば、
「合同を証明するために必要な条件を2つは見つけられた」
という場合、それだけでも部分点につながる可能性があります。
証明問題は、
「全部解けない=0点」ではありません。
本番では、分かるところまで粘ることも重要です。
そのため、普段から、
「この図形は何と何が合同になりそうか?」
「合同条件は何か?」
という視点を持って問題を見るようにしましょう。
大問3・大問4になると、図形や関数など、より応用的な問題が増えてきます。
ただし、ここでも重要なポイントがあります。
それは、
大問3・大問4だから全部難しいわけではない
ということです。
特に大問3・大問4の(1)などには、比較的取り組みやすい問題が含まれています。
2026年度は、この前半部分の正答率も前年と比較して大きく下がりました。
つまり、
「後半の難問が解けなかったから平均点が下がった」
だけではありません。
前半の比較的取りやすい問題まで落としてしまったことも、平均点が34.6点まで下がった理由の一つだと考えられます。
今回の問題で、基礎知識の重要性を感じたものの一つが「変化の割合」です。
変化の割合は、
yの増加量 ÷ xの増加量
で求めます。
例えば、
xが1から3に増えたとします。
このとき、
x=1のとき y=24
x=3のとき y=8
だったとします。
すると、
xの増加量は、
3−1=2
yの増加量は、
8−24=−16
です。
したがって、
−16 ÷ 2 = −8
となり、変化の割合は−8です。
このような問題は、計算そのものは決して難しくありません。
しかし、
「変化の割合とは何なのか」
を理解していなければ、正解することができません。
高校入試対策では、このような基礎知識を、
「考えれば分かる」ではなく「聞かれた瞬間に答えられる」
状態にしておくことが重要です。
例えば、
「変化の割合って何?」
と聞かれたら、
「yの増加量をxの増加量で割ったもの」
とすぐに答えられる。
「確率ってどうやって求める?」
と聞かれたら、
「求めたい場合の数÷全体の場合の数」
と答えられる。
このレベルまで基礎を固めておくことが、入試数学では非常に重要です。
今回の入試を分析すると、私は次のように考えています。
「難しい問題が増えたから点数が取れなかった」だけではない。
むしろ、
基本事項の理解不足
数学用語の意味の理解不足
基礎計算・基本問題の取りこぼし
証明の典型パターンへの慣れ不足
変化の割合などの基本概念の理解不足
といった部分が大きく影響しています。
だからこそ、これから高校入試を迎える中学生には、
「難問をたくさん解くこと」よりも、まず基礎を徹底すること
をおすすめします。
2026年度のデータを見ると、数学で60点以上を取ることはかなり高い得点です。
平均点が34.6点だったことを考えると、60点を取ることができれば十分に上位層に入ってきます。
そして60点を取るために、必ずしも難問を全部解ける必要はありません。
まずは、
大問1をできるだけ落とさない
大問2の基本問題を取る
大問3・4の前半を取る
証明で部分点を取る
基本的な関数・図形問題を取る
というところを目指しましょう。
そのうえで、余裕が出てきたら後半の難しい問題に挑戦していけば十分です。
高校入試では、
「この問題を解けたらカッコいい」
という難問に目が行きがちです。
しかし、合格するために本当に重要なのは、
「自分が取るべき問題を確実に取ること」
です。
例えば、
50点を目標にしている生徒が、
難しい問題に30分かけて挑戦している一方で、基本問題を2問落としていたら、非常にもったいありません。
まずは、
「自分が取るべき問題はどこなのか」
を判断できるようにしましょう。
これから高校入試に向けて勉強するなら、次の順番がおすすめです。
まずは、
正負の数
文字式
方程式
比例・反比例
一次関数
図形
確率
データの活用
平方根
二次方程式
二次関数
など、各単元の基本事項を確認しましょう。
公式を暗記するだけではなく、
「なぜそうなるのか」
「この言葉は何を意味しているのか」
まで確認します。
例えば、
「変化の割合とは?」
「中央値とは?」
「確率とは?」
「合同条件とは?」
と聞かれて、すぐに答えられる状態を目指します。
基礎が固まったら、標準レベルの問題に取り組みます。
ここでは、
「解けたかどうか」だけではなく、「なぜ間違えたのか」
を確認することが重要です。
基礎・標準問題が安定してきたら、滋賀県高校入試の過去問に取り組みましょう。
ただ過去問を解くだけではなく、
どの問題を落としたのか
なぜ間違えたのか
知識不足なのか
計算ミスなのか
時間不足なのか
問題文の読み違いなのか
まで分析します。
そして、間違えた原因を普段の勉強に戻して潰していきます。
高校入試対策で重要なのは、過去問を解くこと自体ではありません。
大切なのは、
過去問を使って自分の弱点を発見すること
です。
例えば、
「変化の割合で間違えた」
↓
「変化の割合の意味が曖昧だった」
↓
「教科書に戻って確認する」
↓
「類題を解く」
↓
「もう一度過去問で確認する」
という流れです。
これを繰り返すことで、少しずつ「取れる問題」が増えていきます。
アゲル塾は、点数を上げることに特化した個別指導塾です。
ただ授業で数学を教えるだけではありません。
生徒一人ひとりについて、
「今、何を勉強すべきなのか」
を考え、毎週、
個別の「やることリスト(学習計画)」
を作成しています。
例えば、
「今週は一次関数の基本問題を20問」
「数学は変化の割合を重点的に復習」
「英語は長文を2題」
「次回の定期テストに向けて学校ワークをここまで進める」
というように、生徒の現在の学力や目標に合わせて具体的な学習内容を決めます。
成績アップのためには、
「授業を受けるだけ」では不十分です。
重要なのは、
目標を設定する
今の課題を分析する
やることを決める
実際に勉強する
結果を振り返る
次の学習計画を修正する
というサイクルです。
アゲル塾では、この学習管理・目標設定・振り返りを大切にしています。
「塾では勉強するけど、家では何をしたらいいか分からない」
という状態をできるだけなくし、
自分で何を勉強すれば成績が上がるのかが分かる状態
を作ることを目指しています。
アゲル塾のサポートは、教室だけではありません。
オンライン塾でも、滋賀県どこからでも受講可能です。
オンラインでも、
個別の「やることリスト」
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質問サポート
学習進捗の確認
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学習状況の振り返り
など、点数アップに必要な学習管理を行っています。
「近くに自分に合う個別指導塾がない」
「家で勉強する習慣がつかない」
「何を勉強すれば成績が上がるのか分からない」
という方にも、オンラインという選択肢があります。
2026年度の滋賀県高校入試・数学は、平均点が34.6点まで下がりました。
しかし、今回の入試から学ぶべきことは、
「数学が難しくなったから、難問対策をしよう」
ということではありません。
むしろ、
基本を徹底的に固めることの重要性が、改めて分かった入試だった
と考えています。
特に、
大問1の基本問題
データの活用
証明の典型パターン
変化の割合
確率
関数・図形の基本問題
などは、確実に理解しておきたいところです。
そして、
「知っている」から「すぐ答えられる」へ
レベルを引き上げていきましょう。
高校入試の数学では、難問を解く力だけが重要なのではありません。
「取れる問題を確実に取る力」こそが、合格点を安定して取るための土台になります。
滋賀県で高校入試対策や定期テスト対策、成績アップを目指している方は、ぜひ普段の勉強から「自分が今、本当にやるべきことは何か」を意識してみてください。
アゲル塾は、滋賀県に特化した個別指導塾です。
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学習管理 × 目標設定 × 振り返り
を通して、一人ひとりの成績アップをサポートしています。
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